伊那中央病院「患者支援センター」4日開設

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伊那中央病院内に開設された「患者支援センター」。4日から運用を始める

伊那中央病院(伊那市)は、入院患者の総合的な相談窓口となる「患者支援センター」を開設し、4日から運用を始める。看護師や社会福祉士など医療、福祉の専門スタッフを配置。入院から退院後まで含めたさまざまな相談を一元的に受け付け、患者の支援を図る。

センターは本館1階に設け、広さは約170平方メートル。北棟の完成に伴い移転したレストランのスペースを活用した。六つの相談室を設置し、それぞれ電子カルテのシステムを整備した。

同病院によると、センターでは入院が決まると、患者や家族への相談、支援を開始。高齢化が進む中で、病気や障がいを抱えながら在宅療養をするケースが増え、医療だけでは解決できない問題もあることから、退院後の生活も見据え、患者が安心して退院し、地域に戻れるよう福祉との連携も視野に入れながら相談に応じる。

センターには入院説明の看護師(4人)や退院調整の看護師(1人)、薬剤師(1人)、栄養士(1人)、社会福祉士(1人)を配置。各専門スタッフが連携、パイプ役となり、切れ目のない支援につなげていく。

川合博院長は「多職種が関わり、ワンストップで迅速、効率的なサービスを提供できる」と説明。その上で、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができる「地域包括ケアシステム」の構築に向け、「退院後の生活を見据えた治療、療養につなげたい」と話した。

当面は手術を予定している患者が対象になるが、将来的にはすべての患者に拡大していく考えだ。

問い合わせは患者支援センター(電話0265・72・3121)へ。

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