上農高生2人入賞 前田純孝賞学生短歌コンク

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「前田純孝賞」学生短歌コンクールで入賞した山﨑さん(右)と、指導した宮﨑教諭(手にしているのは工藤さんに贈られた賞状)

明治末期に活躍した歌人、前田純孝(1880~1911)の功績を顕彰する第24回「前田純孝賞」学生短歌コンクール中高校生の部で、上伊那農業高校(南箕輪村)の3年生2人が入賞した。生物科学科の山﨑郁弥さんが新温泉町教育長賞、園芸科学科の工藤汐莉さんが佳作。ともに農業高校生らしい着眼で実習を詠んだ。

コンクールは前田純孝の出身地、兵庫県新温泉町などが主催。「人を愛する歌」「学校生活をうたう」「ふるさとの四季をうたう」をテーマに募集し、全国から5419首(中高校生の部4782、大学生の部637)の応募があった。選者は短歌誌「心の花」主宰の佐佐木幸綱さん。

上伊那農業高校では今年、3年生が国語の選択科目「現代語B」で短歌を学習。22人の生徒が「学校の授業に関すること」「高校生としての今の気持ち」を短歌にした。

晩秋を迎え、3年間着た作業着を着る機会がなくなる寂しさを詠んだ山﨑さんは、「こういう賞を頂いたことがなかったのでうれしい」と喜びの笑顔。工藤さんは「素直に農業実習中に思ったことを短歌にしたので、賞を頂けるとは…」と驚いていた。

同校からの同コンクールへの応募は初めて。指導した宮﨑美代子教諭は「授業では短歌を詠む上での最低限の約束事を教えただけで、つくられたものは生徒たちのそのままの言葉。どれも農業高校生じゃないとつくれない歌」と褒めた。

第24回「前田純孝賞」学生短歌コンクール入賞作品
(上伊那農業高校関係分)

◇新温泉町教育長賞
着納めの作業着照らす夕焼けがお疲れ様と僕を称える
   山﨑郁弥

◇佳作
汗流し育てた巨峰噛みしめるあふれる果汁に笑顔こぼれる
   工藤汐莉

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