飯島町会が初の休日議会 「若者少なく残念」

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初の休日議会で、傍聴者を前に予算審査する飯島町議会議員

飯島町議会は17日、初の「休日議会」を役場内の議場で開いた。町政に関心を寄せてもらおうと議会改革の一環で試行し、町内外の16人が傍聴した。議員の担い手不足対策などにもつなげていく考えもあったが、20~40歳代の傍聴はなく、足を運んだ人たちからは「傍聴の機会が増えるのはいいことだが、予想通りに若者の傍聴が少なく残念」といった声も聞かれた。

町議会事務局によると、休日議会の開催は上伊那地方では初めて。新年度予算案を審査する予算特別委員会を開き、理事者に対する総括質疑や討論、採決などを行った。傍聴者は70代が8人と最も多く、10代も2人いた。

堀内克美議長は、高齢者が大半を占める傍聴席を見渡し「休日議会を開いている他自治体でも若者の傍聴が少ないと聞いている。飯島も同様なのかなと感じた」と話した。

初めて傍聴した同町飯島岩間の主婦小林芳美さん(60)は「勤めをしている年代の人たちにも休日に議会が開かれるのはいいこと。このような機会を続けていくことが大切では」と話した。

町議会は休日開催に向けて、町内全戸配布の議会だよりや町のホームページ、ケーブルテレビによる告知、コンビニや公民館など20カ所にポスターを掲示したが、同町七久保の自営業男性(70)は「休日議会はいいアイデアだが、もっと若者に対して広報すべき」と指摘した。

一般質問では傍聴者がいることが多いが、委員会審査になるとほぼ皆無なのが現状。特別委の橋場みどり委員長は「きょうは通常よりも質疑が多く、各議員とも伝えやすさなど気を使ったと思う」と振り返る。

「今回の結果を見て、年代など何をターゲットにするかも考えていかなければ」と堀内議長。傍聴者からのアンケートなども踏まえて、今後の実施について検討を深めていく考えを示した。

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