2016年06月14日付

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「夕食の身の代金」「武将釣りたい」―。いったい何のことかといえば、いわゆる変換ミスなのだそうだ。ユニークな変換ミスを集めた本「漢検 学べる変換ミス4」に出ていた。それぞれ「夕食のみの代金」「部署移りたい」と変換するつもりだったらしい▼パソコンやスマホが普及した現代ならではのエピソードだろう。意味不明のメールが送られてきたり、自分の意図とはまったく違う変換に遭遇し驚くことがある。機械なので仕方がないと思いつつ「違うでしょ」とツッコミを入れたくなる▼パチンコ好きの友人の話。あるパチンコ店に入ると、こんな貼り紙がしてあったという。「不振者に注意」。「不審者」と書きたかったのだろうが、確かにその日の勝ち負けによっては結果が振るわず、虫の居所が悪い人がいるかもしれない。まんざら間違いではなかろうと笑った▼記事もパソコンで書くようになって久しい。変換ミスはあってはならないことだが、間違いやすい言葉の一つに「政治資金規正法」がある。「規制法」とすると誤り。「規正」を辞書で引くと「悪いところを正しく直すこと」。一方、「規制」は「決まり」や「制限」とある▼政治資金規正法はザル法と言われ、問題は後を絶たない。そのため「規制法」に改めた方が良いと指摘する専門家もいる。同感である。渦中のあの人はもちろん、すべての政治家にしっかり考えてほしい。

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