辰野の女性農業委員 全国レシピGP特別賞

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地元産エゴマのメニューを披露して受賞を喜ぶ新村幸子さん、宮澤依子さん、原美子さん(左から)

辰野町農業委員会の女性委員3人が、全国農業委員会女性協議会の「2018年度ベストレシピグランプリ」に町内産のエゴマを使った料理メニューを応募し、それぞれ考えた主食、おかず、デザートの3品合同で特別賞を受賞した。遊休農地対策で普及を図るエゴマの実や葉の活用方法を示し、地域の農業振興に貢献した―と評価された。今月末に任期満了を控えての受賞に「思い出に残る賞をいただき光栄」と喜び合っている。

受賞者は新村幸子さん(74)=平出=、宮澤依子さん(66)=北大出=、原美子さん(68)=宮所=。町農委が17年度から、エゴマの試験栽培や種の無料配布といった普及事業を進める中、まず地元から消費を促そうと多くの料理メニューを考案してきた。

今回は集大成として1品ずつ考案。新村さんは実の粉末を素材になめらかに仕上げた「あべかわ風高野豆腐」、宮澤さんはリンゴを芯にして葉の塩漬けで巻いた「巻きおにぎり」、原さんは実を生地にたっぷり練り込んだ焼き菓子「トゥイール」を応募した。どれもエゴマの風味、食感を生かす健康志向のレシピだ。

グランプリは、全国の女性農業委員と同農地最適化推進委員を対象に実施。応募全23品を料理レシピサイト「クックパッド」に掲載し、アクセス数や印刷数で順位を決めた。3人は1~3位の上位を逃したものの、農業振興の評価もあって特別賞に輝いた。

3人は18日に町役場を訪れ、武居保男町長らへ調理品を振る舞って受賞報告。「エゴマは油の健康効果が注目されているが、実も葉もおいしく味わえる。今後も地域へ広めていきたい」と話した。

町農委の有賀勝英会長(75)は「栽培後の消費アイデアも発信したことで、普及事業を進展させた」とたたえた。武居町長は「エゴマに対する関心が大きな輪となり、地域活性化へつながれば」と期待を寄せた。

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