南ア北沢峠に休憩所 伊那市が開所

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南アルプス北沢峠に開所した休憩所

南アルプス北沢峠に開所した休憩所

伊那市は14日、同市長谷と山梨県境の南アルプス北沢峠(2032メートル)に完成した休憩所の開所式を現地で開いた。環境省が南ア国立公園指定50年と「山の日」の制定を記念して長野側と山梨側に2棟を建設。関係者がテープカットをして新たな施設の開所を祝った。

これまでバスの待合所として仮設テントを建てていたが、悪天候の際に登山者がバスの待ち時間を過ごす場所が不足していた。総工費は3864万円。同省の単独予算でまかなった。

休憩所の延べ床面積はそれぞれ51平方メートルと49平方メートル。いずれも木造平屋建てで、ベンチを置いた休憩スペースと展示コーナーを設けた。展示コーナーでは安全登山や高山植物の食害、山への環境配慮などを啓発する。

開放期間はバスが運行する4月から11月まで、時間はバスの始発から最終まで。バスが横付けし、ベンチの番号順に乗車できるようにした。外壁には峠周辺の総合案内地図を新たに取り付けた。

式で白鳥孝市長は「山の日ができ、追い風が吹いている。すばらしい施設を作っていただき、環境省に感謝します」とあいさつ。同省南ア自然保護官事務所の仁田晃司自然保護官は「登山の前後に末長く使ってもらえれば」と願いを話した。

南ア林道は15日から北沢峠までの全線が開通する。

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