諏訪広域観光シンポ 若手事業者ら意見交換

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これからの諏訪広域観光について語るパネリストの皆さん(右側)

諏訪地方観光連盟は26日、諏訪広域観光シンポジウムを諏訪市文化センターで開いた。諏訪地域で活動する若手6人が「これからの諏訪広域観光」をテーマに意見交換。観光関連事業者や行政関係者ら約50人に向けて「コンパクトなエリアに魅力が詰まった諏訪を楽しみながら発信する」などと語った。

パネリストは自転車を活用した地域づくりに取り組む小口良平さん、SUWAプレミアム推進委員長の岩波尚宏さん、富士見町の富士見森のオフィスの運営を手掛ける津田賀央さん、IT関連会社を起業して都内と原村で二地域居住を続ける中村洋平さん、諏訪圏情報コンソーシアム会長の矢崎高広さん、下諏訪町地域おこし協力隊の綿引遥可さんが務めた。県観光機構DMO推進エグゼクティブプロデューサーの平尾勇さんがコーディネーターを担った。

諏訪の魅力について矢崎さんは、東京インターナショナルギフト・ショー(2月、東京ビックサイト)に出展し、自然、縄文の歴史、御柱祭の文化、食、サイクリング、クラフトなどの切り口で発信した報告を踏まえ「諏訪はコンパクトなエリアに多くの魅力が集積している」と述べた。他のパネリストも自転車旅、美術館の集積、首都圏からのアクセスの良さ、古い街中で移住者が新しいものをつくる文化などを挙げた。

パネルディスカッション前には、観光振興事業を手がける佐藤真一さんが観光地域づくりの戦略について講演し、「諏訪地域は魅力が多すぎでまさに『謎の国』。一方で観光客の大半は日帰りか1泊という時代の中で短時間では諏訪の謎が分からないまま終わりそうだ」と述べた。平尾さんが「豊富な資源を誰にどう発信するかが問われている」と水を向けると、津田さんは「発信と共にリアルな体験が必要。人づてに伝わるような体験を形づくる必要があるのでは」と指摘。佐藤さんは「取り組んでいる人が楽しんでいることが大前提。その点で諏訪には若い世代が魅力づくりを楽しんでおり、可能性がある。中途半端なおもてなしよりも諏訪の面白さをおすそ分けする意識で取り組んでみては」と提案した。

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