県区3氏が出馬へ 参院選公示まで1週間

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7月10日投開票の参院選は22日の公示まで1週間に迫った。県区(改選定数1)では、連立政権を組む自民、公明両党が推す自民党現職の若林健太氏(52)と、民進党、共産党、社民党の野党と市民団体が共同で推す民進党新人の杉尾秀哉氏(58)の2氏による前哨戦が最終盤。政治団体・幸福実現党新人の及川幸久氏(55)も立候補を表明。一つの議席をめぐってしのぎを削っている。

12日、安倍晋三首相(自民党総裁)が公示前から地方遊説で県内入りした。選挙戦に向けてムードを盛り上げるため5カ所で演説。長野市のJR長野駅前では経済政策を進めたい思いを強調し、若林氏の手を取って高く突き上げ、「前進か後退か。若林健太とともに前進を勝ち取ろう」と支持を訴えた。

長野県区を最重点区と位置づける党本部では「必要な部分は必ず補充補填したいし、勝つために集票の力のある党幹部にもしっかり入ってもらう」(下村博文党選挙対策副委員長)考えで、18日に谷垣禎一幹事長が松本市、19日に稲田朋美政調会長が諏訪市の集会に訪れる予定だ。

12日は、安保法制廃止を訴える市民団体も杉尾氏を迎えて長野市内の公園で集会を開き、共産、社民が演説、学生団体「SEALDs(シールズ)」の本間信和さんが杉尾氏と対談。本間さんは「税金は本来国民一人ひとりの暮らしを豊かにするためにある」と防衛費の増額を批判。投票だけでなく陣営へ積極的に協力するよう参加者に求めた。

民進党は反与党勢力との連携の一方で新しい党名の浸透を強化したい考えで、「野党共闘の先頭に民進党が立っている姿を表に見せていかなければ」(羽田雄一郎党県連選対本部長)とし、杉尾氏が党公認候補であることも強調していく方針だ。

農業政策を訴えている幸福実現党は農家や若者を中心に集会や支援者回りを重ねている。17日には釈量子党首の講演会を長野市内で計画している。

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