皇室ゆかりのガラス作品 北澤美術館で記念展

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皇室にゆかりのあるルネ・ラリックのガラス作品などを飾る「新天皇ご即位記念展示」

諏訪市の北澤美術館は4日から、新天皇の即位を記念した特設展示「新天皇ご即位記念展示」を行う。ガラス工芸家ルネ・ラリック(1860~1945年)作の皇室にゆかりがあるガラス作品5点やデザイン原画1点を飾る。天皇、皇后両陛下が同館、秋篠宮ご夫妻が清里北澤美術館(2012年閉鎖)を訪れた時の写真も並べる。来年3月10日まで。

ガラス作品の花瓶「インコ」は梅の枝に止まっているセキセイインコの絵柄がかわいらしい高さ25・5センチ。1921年、昭和天皇が皇太子時代に欧州を約半年間視察して、大臣たちへの土産として持ち帰った花瓶と同形作になる。入手年が判明しているラリックの作品で最も早く日本に持ち込まられたという。

デザイン原画は、当時アール・デコの美しさに魅せられていたという朝香宮ご夫妻の自邸の正面玄関ホールのガラスレリーフ扉に採用されたデザインが描かれている。ラリック直筆のただし書きが記載されており、縦約21センチ、横約37・5センチ。原画には扉の候補となったデザインが4種類あって、ハトや羽、女性などが描かれている。原画のみ5月28日までの展示となる。ほかにも花瓶「フォルモーズ」や「バッカスの巫女」などを飾る。

池田まゆみ主席学芸員は「皇室が芸術を愛していて、日仏の絆を強めたことも知ってもらえたら」と来場を呼び掛けている。

「バラに捧ぐアール・ヌーヴォーのガラス展」と同時に展示。年中無休(10月1日は一部展示替えのため休館)。開館時間は4~9月が午前9時~午後6時、10~3月は午後5時まで。入館料は大人1000円、中学生500円、小学生以下無料。問い合わせは同館(電話0266・58・6000)へ。

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