厳かに御霊代移す 諏訪大社で宝殿遷座祭

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神職の手によって、西宝殿から運び出されるみこし。新築した東宝殿へ御霊代が移された

神職の手によって、西宝殿から運び出されるみこし。新築した東宝殿へ御霊代が移された

諏訪市神宮寺の諏訪大社上社本宮で15日、式年造営御柱大祭を締めくくる宝殿遷座祭が行われた。諏訪大社御柱祭では御柱の曳き建てとともに、宝殿を建て替える「造営」が重要な祭儀で、西宝殿から、新築された東宝殿へ御霊代が移された。境内には雅楽が響き、厳かに行われる遷座の様子を氏子や参拝者が見守った。

四脚門の両側にある東西の宝殿は、御柱祭に合わせて、7年目ごと交互に建て替えをしている。今回は東宝殿の番で、地元の笠原工務所の施工で昨年12月に着工し、今月3日に竣工祭をした。かやぶきの宝殿は木造平屋建てで、広さは約30平方メートル。柱や梁に使用したヒノキは、池田木材(木曽郡上松町)が奉納した。

遷座祭には神職のほか、大総代や氏子、地元区長ら約150人が参列した。北島和孝宮司が遷座の祝詞を上げ、前回(2010年)建設された西宝殿から東宝殿へ、神職が鏡や弓、薙鎌などの神宝を恭しく運び込んだ。最後に、錦に包まれた大きなみこしを運び、御霊代を遷座した。

今後、御柱祭の終了を神前に奉告する終了奉告祭が上社本宮と下社秋宮でそれぞれ行われ、今回の御柱祭にかかわる行事を終える。

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