2019年4月9日付

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統一地方選前半の県議選が終わった。注目された県内投票率は前回を1・35ポイント下回る47・57%。投票率の下落に歯止めはかからず、改めて県議会、県議選への関心の低さが浮き彫りになった▼諏訪、上伊那地域の弊紙エリアで選挙戦になった5選挙区の投票率は前回無投票になった選挙区を除きいずれも低下した。中には50%を割り込んだところもある。陣営からは2人に1人は投票に行かない状況を問題視する声も聞かれるが、有効な打開策が見つからず頭を悩ませる▼県議会は身近な存在ではなく、「誰が議員をやっても同じ」との言葉を時々聞く。だが一人ひとりの主張を聞くと、政策だったり政治手法だったりといろんな違いがあることに気付く。たとえすべての政策が一致しなくても、より近い候補を選ぶ。そうした選び方を続けることで自分なりの選択基準が培われるだろう▼最近の選挙では期日前投票に行く人は増えており、ここに投票率上昇のヒントがあるのかも。大型店での投票所開設や候補を一堂に会した討論会の実施。有権者の関心を高めるためにできることをするしかない▼若い頃は特に政治がとっつきにくかもしれない。だが、地域活性化や雇用対策、子育て支援など若者に身近なテーマが政治につながる。統一地方選は引き続き後半の市長選、市町村議選に移る。いずれにせよ、4年に1度の貴重な権利。行使しない手はない。

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