春色一変、冬に逆戻り 諏訪地方

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諏訪市城南小学校の正門近くのソメイヨシノには、季節外れの雪が覆いかぶさった=10日午前7時42分ごろ

低気圧が本州の南岸を通過した影響で、県内は10日、広い範囲で雪が降った。諏訪地方でも同日朝方から降り始め、6市町村すべてで大雪警報が発令された。長野地方気象台によると、4月に県内で大雪警報が出されたのは1998年以来21年ぶり。原消防署(原村)の観測では同署敷地内の最大積雪が午後1時に19センチを記録したという。

諏訪市城南小学校の正門付近では同日朝、間もなく開花しようとするソメイヨシノが雪を被った。冬に逆戻りした景色の中を児童たちが登校した。

同気象台によると、この日の諏訪の最高気温は平年より10.2度低い4.7度にとどまり、2月中旬の気温だった。最低気温も平年より2.8度低い0.4度を記録し、3月下旬並みだった。午後4時現在の24時間降雪量は上田市菅平で13センチ、軽井沢15センチ、木曽町開田高原14センチだった。

諏訪、岡谷、茅野の3署管内では、スリップが原因とみられる事故は夕方までに、人身1件、物損13件が確認された。諏訪市豊田の有賀峠で起きた事故の影響で、県道諏訪辰野線は同日午前7時24分から約1時間40分、全面通行止めになった。

茅野市の白樺湖、蓼科、美濃戸方面で約20センチの積雪があった。下諏訪町内では倒木が3件報告されたが、通行止めなどの被害はなかったという。原消防署敷地内では午後5時現在で積雪が15センチになったが、同署は「この時期にこれだけ降るのは珍しい」としている。

同気象台の予想だと、11日午後6時までの24時降雪量はいずれも多い所で、大北地域山沿い10センチ、中部では上田地域の菅平周辺10センチ、そのほかの地域5センチ、南部全域は5センチ未満。

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