諏訪市の空き家2039軒 所有者に実態調査へ

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諏訪市が昨年度初めて実施した空き家調査で、空き家とみられる住宅は市内に2039軒あることが16日、分かった。市は近く、所有者にアンケートをして使用実態を調べ、意向を踏まえて適正管理や有効活用につなげる。同日の市議会6月定例会一般質問で奥野清氏の質問に市側が答えた。(小尾口有二)

調査では、水道メーターの状況や建物外観などから空き家を推定した。倒壊の危険性がないかや衛生面で近所に悪影響を与えていないかなどを目視で確認。所有者への聞き取りはしなかった。

空き家と推定される2039軒のうち、利活用に適しているとみられるのは1195軒、一部整備で利活用できそうなのは446軒、外壁にひびが入っていたり樹木が生い茂っていたりと利活用に適さないのは114軒、リフォームや解体中などが284軒だった。

所有者アンケートはリフォームや解体など何らかの手が入っている住宅を除く約1700軒を対象にする予定で、実際の使用状況を聞く。管理が行き届いていない場合に所有者に改善を求めたり、活用が可能なら市が移住者対策で昨年9月に設けた「空き家バンク」への登録を促したりする。

今後は、解体・撤去の行政代執行が可能な空き家対策特別措置法の「特定空き家」に該当する住宅の有無も確かめる。

市建設部は「最終的にはその空き家が活用できるのか、倒壊の危険などで除却した方がいいのか見極めたい」と話している。

国が2013年に実施した住宅・土地統計調査では市内の住宅総数は2万6110軒。そのうち空き家は1830軒と推定されている。

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