下諏訪町長など歴任 黒田新一郎氏顕彰碑建立

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石碑の除幕をする黒田家や町の関係者たち

下諏訪町長などを歴任した黒田新一郎氏の生涯を刻んだ石碑が、下諏訪町役場隣のあすなろ公園内にある胸像横に建立され、28日に除幕式が行われた。黒田家や町の関係者ら約30人が集まり、政治家として農民の生活向上に尽くした黒田氏の功績を顕彰した。

石碑は地元産の「砥川石」で幅2・3メートル、高さ1・1メートル。黒田氏の功績を顕彰しようと、黒田家や農民団の子孫らでつくる建立会が約2年前から検討を始め、碑文の監修を九州大名誉教授で福岡市博物館長の有馬学さん(日本近代史)に依頼。81年建立の胸像の隣、遊具で遊ぶ子どもを見守る位置に設置された。

除幕式で、農民団副団長の孫にあたる建立会代表の高木健治さんが「碑は黒田新一郎翁の功績に光を当ててくれる。報恩の気持ちを新たにしたい」とあいさつ。有馬さんは「農民の生活を良くしようと献身的に働いた日本人の一人」とたたえた。

青木悟町長は、黒田氏の後継として町長を務めた父健一氏が胸像の建立を手掛けたことに触れ、「2代にわたる関わり合いは名誉。庶民の生活を守る行政運営を大切にしていきたい」と決意を語った。

閉会後に、黒田氏の三男良夫さん(86)は「皆さんのおかげです。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

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