2019年5月1日付

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平成最後の―。この数カ月間、マスメディアを中心に多用されたフレーズも昨日で見納め、聞き納め。きょうからしばらくの間は令和最初の―があふれるのだろうか▼新天皇の即位に伴い、元号が「令和」に改まる。天皇陛下退位に伴う改元は江戸後期の光格天皇以来、約200年ぶりという。政府が1日を今回限りの祝日として10連休となったこともあり、祝賀ムードが高まっているようだ▼記念切符や記念まんじゅう、福袋の販売などが、ニュースで報じられている。市町村も婚姻届の提出など「記念の日」に対応するため、臨時窓口を開設。中にはカップル向けに記念写真用のボードや記念品を用意するところもある。駒ケ根市では中心市街地で奉祝パレードが行われるなど、各地で奉祝行事も予定されている▼平成はどのような時代だったか。インターネットによる通信技術の目覚ましい発達や自然災害の多発、政治や経済の閉そく感などさまざまな指摘がある。個人的には地震や津波、火山の噴火といった自然災害に加え、テロなどにより無数の命が不条理に奪われた印象が強い▼スイセン、桜、ハナモモと次々に主役を変えながら、景色の彩りが豊かになってきた。これから新緑の季節。新たな節目にふさわしい時期に思える。木々や草花の芽吹きに力強く立ち上がる方たちの姿を重ね、安寧な「令和」時代への穏やかな船出となることを願いたい。

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