木やり日本一コンクール下社の部 141人自慢の声披露

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今春の諏訪大社御柱祭を間近に控え、御柱の曳行には欠かせない木やりの技を競う「第11回木やり日本一コンクール」(長野日報社、エルシーブイ主催)の下社の部が24日、下諏訪町の下諏訪総合文化センターで開かれた。6歳から86歳まで141人が出場。練習の成果を発揮して会場いっぱいに甲高い声を響かせた。大人の部は、下諏訪町木遣保存会の小口典久さん(50)=下諏訪町友之町=が最優秀賞に選ばれた。

開会式で、大会長の佐久秀幸長野日報社社長は「木やりの一声で大木が動く。本番までにさらにのどの調子を整え、御柱祭に訪れる200万人とも言われる観客を魅了し、諏訪地方の住民の心を一つにしてほしい」とあいさつした。席上、長年にわたって木やり文化の伝承、後進の指導・育成に貢献した功労者9人を表彰した。

大人の部には、各地域の木遣り保存会の会員ら102人が出場。一人ずつステージの中央に立ち、おんべを高々と掲げ、「山の神様お願いだー」などと声を張り上げた。20人が残った決勝大会はレベルの高い争いとなり、会場の盛り上がりも最高潮に。「頑張れ」「いい出来だ」などの声援が飛んでいた。

木遣り保存会の代表らが、節回し、声量、音色、声の明瞭度と気品の5項目で審査した。審査委員を務めた金子ゆかり市長は「甲乙つけがたい素晴らしい木やりを披露してもらった。御柱祭での皆さんの活躍に期待したい」と総評した。

コンクールは、木やり唄で御柱祭の熱気を高めよう―と、1956年の御柱祭の年から始まった。以後、御柱年に合わせて、下社と上社に分けて行っている。上社の部は31日午前10時から茅野市民館で開く。

入賞者

【大人の部】▽最優秀賞=小口典久(下諏訪町)▽金賞=小口浩義(岡谷市)小林智波(諏訪市)芳沢裕保(下諏訪町)▽優秀賞=小口泰弘(岡谷市)小口夢未(同)小坂靖(同)川島栄子(同)後藤奈々(同)早出利之(同)武居晶子(下諏訪町)田嶋里美(同)共田清美(岡谷市)花岡美晴(同)浜俊貴(同)藤森国光(諏訪市)保科英明(同)山田綾子(岡谷市)山田賢二(下諏訪町)山田芳弘(岡谷市)

【子どもの部】▽優秀賞=赤羽琉(松本市)味澤楓花(岡谷市)伊藤里紗(諏訪市)荻久保陽大(下諏訪町)北出紀佳(岡谷市)輿水文海(同)中緒美希(下諏訪町)林実緒(同)増沢勇人(同)向山奈菜花(岡谷市)山崎稜大(岡谷市)

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