山火事想定し消火訓練 上伊那広域消防本部

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上空からの放水を前に、水を積み込むため着陸しようとする県消防防災ヘリコプター

上伊那広域消防本部や上伊那消防協会、県消防防災航空隊などは12日、飯島町七久保の柏木運動場で合同の消火訓練を行った。大規模な山火事などを想定し、県消防防災ヘリコプターによる放水を実施。上伊那各地の消防署員や消防団員ら138人が参加し、万一に備えた。

訓練には上伊那生コン事業協同組合も参加した。同組合は2017年8月、同消防本部を運営する上伊那広域連合と、上伊那8市町村との間で災害時の応援協力に関する協定を締結。要請に応じて、火災時にコンクリートミキサー車で消火用水を運搬したり、水害時に土のう用の砂を提供したりすることになっている。

この日は4トンの水を積み込んだミキサー車を使用した。消防団員らがポンプを経由して消防防災ヘリに水を注入。離陸した消防防災ヘリが上空から、黄色い煙が立ち上る目標物に水を掛ける作業を繰り返した。

同消防本部の田畑公徳消防長は「訓練がスムーズに進み、参加者にとっていい経験になったと思う」と述べ、「山火事ではヘリによる対応が有効になる。定期的に訓練を実施して、有事の際に迅速に対応できるようにしたい」と決意を新たにした。

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