「名工」講師に腕時計組立体験 諏訪市内小6

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エプソンの技術者の指導で腕時計を組み立てた諏訪市のものづくり体験=湖南小学校

諏訪市教育委員会が進めるものづくり教育の一環で、市内小学校の6年生を対象にした今年度の「腕時計組立体験学習」が15日から始まった。セイコーエプソン(同市)が協力し12年目。来年1月まで全7校の429人が一流技術者の指導で1人1個を手作業で完成させ、ものづくりの楽しさや達成感を味わう。

15、16の両日は湖南小でクラスごと行っている。講師は技能五輪国際大会の時計修理部門で金メダルを獲得した「現代の名工」の同社の小松郁清さんと、同大会などで上位だった若手技術者2人。初日は29人が、時計内部のムーブメントに歯車やコイル、秒針など30個の微細な部品を慎重にピンセットで配置し、専用ドライバーなどで固定した。文字盤にペンでデザインして、オリジナル時計を仕上げた。

腕時計は6月の修学旅行に着用するため児童たちは真剣に取り組んだ。友野利娃(りのあ)さん(11)は「機械の組み立ては初めてで緊張する。難しいけれど、時計が止まらないように頑張って作りたい」と励んでいた。

技術者たちは全員の組み立て状況を確認しながら工程を進めた。毎年各校で指導する小松さんは「自分で完成させて動く楽しさを体験し、ものづくりに興味を持ってもらえれば」と期待していた。

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