親子エコトレ通年で開催 登山ガイド石川さん

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親子向けエコトレッキングへの参加を呼び掛ける石川さん

県信州登山案内人を務める登山ガイドの石川高明さん(51)=原村原山=が八ケ岳の豊かな自然に触れながら、環境への意識を育む親子エコトレッキングを今月から通年で開催する。日帰りハイキングやキャンプなどにごみ拾いや高山植物の保護の意識啓発プログラムを組み込む。親子でアウトドアを楽しむための自然保護、安全対策の知識を深めてもらう。

石川さんは登山歴30年。南米最高峰のアコンカグア(標高6959メートル、アルゼンチン)から東京都八王子市の高尾山(599メートル)まで、登山経験が豊富で2000年~04年に世界一周登山旅行を行った。01年にはスイスでハイキングガイドの業務に就いた。08年に原村に移住後は登山ガイドを担っている。

ごみ拾いをしながら森林を歩くクリーンハイクは、アウトドア関係者が自然のためにできることを考える「山の日サミット」の関連企画として始まり、4年目の今年、通年企画に発展させた。石川さんによると、「自然に憧れて信州に移住してきた家族が参加できる地元発のハイキングイベントが実はあまりない」といい、アウトドア好きな小学生以上のファミリー層を対象にプログラムを構築した。

初回は25日で、南佐久郡南牧村の飯盛山(1643メートル)に登り、山頂直下の植生回復地の解説を行うツアーを開催。6月にはアウトドアを楽しむための装備や道具の説明会を諏訪市沖田町のモンベル諏訪店で開く。7月に原村でクリーンハイク、9月に諏訪、茅野市で車山(1925メートル)をトレッキングしながらバイオトイレなどについて学ぶ。たき火やスノーシュー体験なども企画している。ごみ袋を手にし、気付いたごみを拾いながらトレッキングなどを楽しむ。

石川さんは「八ケ岳には言葉では言い表せないくらいたくさんの魅力がある。ぜひ感じてほしい。一方で入山は、自然に負荷を掛ける。山登りのマナー、自然を守り、感謝する気持ちを育むイベントにしたい」と意気込んでいる。

飯盛山トレッキングの参加料は大人(中学生以上)4000円、小学生2000円。7月以降のプログラムの詳細は今後情報発信する。

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