紙芝居上演500回 諏訪市少年警察ボラ協会

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通算500回目になる防犯紙芝居を披露した上演会

諏訪市少年警察ボランティア協会は27日、通算500回目の手作り防犯紙芝居の上演会を同市片羽保育園で開いた。会員8人が演じ、年中と年長の園児約50人が見入った。不審者からの身の守り方を学び、防犯意識を高めた。原尚子会長=同市下金子=は「これからも積極的に活動し、1000回まで続けられたら」と気持ちを新たにしていた。

同協会独自の取り組みで、2000年に他団体から借りた防犯紙芝居で上演し始めた。翌年、前身の諏訪市少年友の会が約半年かけてオリジナル紙芝居を手作り。児童が狙われた事件の発生を受けて物語を手直ししたり、音響や仕掛けを付けて分かりやすいように工夫したりして、05年までに3種類を完成させた。同市内の保育園や幼稚園、小学校1年生に向けて年に26~27回ほど上演。市内の高校や老人クラブに貸し出しもしている。

この日は「ジローちゃん知らない人に付いていっちゃダメ!」を披露。物語は、帰りのチャイムが鳴っても1人で公園で遊ぶ「ジローちゃん」が不審者から声を掛けられ、誘拐されそうになる。会員は進行役や主人公など登場人物を演じ分け、太鼓も使って注目を集めた。園児は集中して物語を聴いていた。最後は「1人で遊ばない」「知らない人に付いていかない」「連れて行かれそうになったら『助けて』と大声を出す」と三つの約束を交わした。

園児は「今日で3回目。楽しかった。ちゃんと約束を守る」と笑顔。守屋ひとみ園長は「毎年続けてもらうことで園児に伝わっている」と感謝した。

「会員は仕事をしながら練習や活動日が多いなど負担は大きいが、子どもの反応は率直で1回1回が勝負」と伊東惣一副会長=同市飯島=。原会長は「子どもたちの笑顔があったから続けられた。犯罪に巻き込まれないことが会員みんなの願い」と話していた。

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