バス運賃100円効果検証 茅野市14路線で

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茅野市で始まった路線バスの一律100円乗車キャンペーン=JR茅野駅前

茅野市の生活路線バスの運賃を一律100円にする乗車キャンペーンが3日、14路線を対象に始まった。市は期間中、利用者を対象にバス利用に関する聞き取り調査を行い、低額運賃の効果を検証し、今後のバス交通の在り方を検討する。28日まで。

100円乗車キャンペーンは、バス交通のPRと利用の促進を図る初の試み。利用者への調査は17、19、21、24の4日間行い、各路線のバスに調査員が乗車し、年代や外出目的、利用頻度、バス以外の移動手段、満足度など7項目を利用者に尋ねる。市は、夏以降の市議会全員協議会に結果を報告する予定だ。

バス運行事業者の関係者によると、初日のバス利用者に「大きな変化は見られなかった」。JR茅野駅前からバスに乗った同市金沢の82歳男性と79歳女性は親戚で、月2、3回は買い物や外食などで一緒にバスを利用するという。「限られた年金で生活していて、金沢地区にはお店もない。100円でバスに乗れるのはありがたい。月5回は外出したい。ずっと続けてほしいね」と話していた。

市地域戦略課によると、市はバス運行の赤字分約7500万円を運行事業者に補助しており、100円乗車キャンペーンで約200万円の減収を見込む。昨年行った5日間の無料乗車キャンペーンでは利用者が実施直前の1.32倍に増えたという。今回は一律100円の低額運賃を1カ月継続する効果を検証する。

対象路線は、市街地循環バス、穴山・原村線、東向ケ丘線、丸山線、中沢線、御狩野線、中大塩・糸萱線、白井出線、玉川循環線、小泉・菅沢線、柏原線、北大塩・蓼科線、豊平・泉野線、西茅野・安国寺線の計14路線。

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