「自分の未踏峰を」 登山家の竹内さん講演

LINEで送る
Pocket

自らの登山人生や思いを語る竹内さん

自らの登山人生や思いを語る竹内さん

諏訪教育会などでつくる諏訪季節大学会は22日、下諏訪町の下諏訪総合文化センターで第361回講座を開いた。登山家の竹内洋岳さんが「登り続ける―日本人初の8000メートル峰全14座完全登頂の軌跡」と題して講演。14座登頂の経過をたどり、常に挑戦を続ける大切さを強調した。

竹内さんは東京都出身。高校や大学時代に登山の経験を積んだ。1990年代半ばから世界の8000メートル峰に本格的に挑み、2012年に最後となるダウラギリの登頂に成功。日本人で初めて、全14座登頂を果たした。

講演では、次第にキャンプの高度を上げて体を慣らす頂上アタックの準備を、生物が海から陸へと上がる進化と重ね合わせ、「8000メートル峰はどれだけ自分の潜在能力を引き出せるかという進化を試す場」と説明。挑戦の途中では雪崩に見舞われるなど困難に直面し、周囲に支えられて達成したことも振り返った。

今後について「地球上には無数の山があって、まだそのうちのわずかしか登っていない。これからは未踏峰に挑戦し、成功したらまた自分の未踏峰を見つけたい」と話し、「皆さんも自分なりの未踏峰を探し、その先にまた新たな未踏峰を見つけ続けてほしい」と締めくくった。

おすすめ情報

PAGE TOP