県霧ヶ峰自然保護センター 機能強化方針を策定

LINEで送る
Pocket

県と県諏訪地域振興局は、諏訪市郊外の霧ケ峰にある県霧ヶ峰自然保護センターの機能強化方針を策定した。エコツーリズムの拠点として、「多様な自然体験プログラムの提供」「魅力を高める施設整備」「地域との連携による運営体制の強化」を柱に取り組む。民間事業者のノウハウを取り入れて体験プログラムを充実させ、エコツアーを手配する窓口(ツアーデスク)を設置する。

霧ケ峰の「魅力を満喫できる体験やフィールドの提供」と「自然環境保全と観光利用の両立」を目指す姿として示した。情報発信、エコツアー、展示、活動や交流の場としての充実を図り、利用者がくつろげる空間をつくる。

三つの柱に沿った機能強化の方向性のうち、「ツアーデスク」はセンター内の一部を活用し、霧ケ峰を深く知る有料の体験プログラム、グッズや登山用品の販売を担い、来訪者や各種問い合わせにセンターの職員と一緒に対応する方針を盛り込んだ。現段階では民間業者が使用料を県に支払って受付窓口など利用する。有料プログラムや物品を販売し、収益の一部をセンター業務に還元する仕組みを想定しているが、関係者らと意見を交わしながら、参画可能な仕
組みの在り方を模索していく。

魅力的なプログラムを開発する人材育成や雨の日でも楽しめる展示の充実、快適な休憩スペースなど施設整備の方針も盛り込んだ。

県は昨年9月に県内4カ所の自然保護センターを多様化する利用者ニーズに対応したエコツーリズムの推進拠点にしようと「信州ネイチャーセンター基本方針」をまとめ、霧ヶ峰自然保護センターを先行的に検討する施設にした。有識者、行政、地権者、観光、ガイド事業者が参加する検討会を昨年9月に設け、人材育成や施設の老朽化、認知度の低さといった課題への対策や施設の魅力向上を話し合ってきた。

おすすめ情報

PAGE TOP