「お散歩計画」運用開始 茅野市内の保育園

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園外活動の安全確保に向けて茅野市内の保育園、幼稚園が作った「お散歩マップ」

茅野市内の保育園、幼稚園が、園児の安全確保に向けて「お散歩計画」を作成し、運用を開始した。各園の散歩コースと危険箇所、散歩中の安全対策と配慮すべき点を明文化した。園外活動のたびに計画書を園長に提出する。市教育委員会は「まずはソフト対策で危険を少なくし、子どもたちの安全を確保したい」としている。

市教委は、滋賀県大津市で5月に発生した散歩中の保育園児2人の死亡事故を受け、園ごとに現在の散歩コースと危険箇所の調査を始めた。計画は、公立保育園15園と私立保育園2園、認定こども園1園、私立幼稚園1園の計19園が作成した。園長会で内容を確認し、全市的に運用を開始している。

市教委によると、散歩コースは合わせて200弱。園外活動は年齢ごとに月1、2回行われている。計画は、散歩コースと危険箇所と内容、安全対策、配慮すべき点を地図と文章で明確化した。散歩の際は目的地やタイムスケジュール、園児数・引率者―などを記入し、園長に提出することを義務付けた。情報は常に更新し、園内の職員で共有していく。

市教委は、散歩コースの選定や散歩を実施する際のルール(歩き方や持ち物、引率の仕方や体制など)の指針となる「お散歩マニュアル」も作成中だ。厚生労働省の「保育所等における園外活動時の安全管理に関する留意事項」を参考に今月中にも策定し、市内全園で共有する。

市教委幼児教育課は「計画書の書式をできるだけ簡略化した。活動のたびに提出することで常に危険箇所と対策を共有し、情報の更新にもつながる。ハード対策は道路管理者に改善を要望していくが、まずはできることから始め、危険を少なくしていきたい」としている。

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