原村長に五味氏再選 2003年以来の無投票

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無投票で2選を果たし、支持者と万歳で喜びを分かち合う五味武雄氏=23日午後7時3分

任期満了に伴う原村長選は23日告示され、現職で1期目の五味武雄氏(67)=無所属、柏木=以外に立候補の届け出がなく、無投票当選が決まった。同村長選が無投票になったのは2003年以来、16年ぶり。五味氏は「全ての村民が原村に生まれ、生活してよかったと思える村をつくる」と決意を述べた。

五味氏は5月31日、村議会6月定例会の招集あいさつで「熱意と情熱を持って全身全霊を傾け村政発展に取り組む覚悟」と立候補を表明した。2期目のテーマに「全ての村民が原村に生まれてよかった、原村で生活してよかったと思える村」を掲げ、重要施策として、子ども子育て支援センターの設置を柱とした子育て支援の充実、景観計画の策定による「美しい村」づくり、商工業や農業、観光での産業振興など5分野に意欲を見せた。

1期目で残った課題として、高齢者の医療費を無料化している村独自施策の「医療費特別給付金制度」の支給条件の見直しを挙げ、2期目では「制度を維持する」ため給付額を抑える条例改正案の構築に取り組むとする。他に、観光組織の一元化による村観光の活性化や、持続可能な村づくりに向けた公共交通の充実も公約に掲げた。

後援会は前回選同様、五味氏の地盤である柏木を活動のメインに据え、支部などは設けず、役員が地道に支持を広げる「草の根」の活動を展開してきた。役員の一人は「実態のない亡霊と闘っているようだった」と振り返り、選挙戦を見据えた準備を着実に進めてきた。

対抗馬擁立の動きも水面下ではみられたが、具体化せず低調ムードが続いた。現村政に批判的な共産党なども統一候補の擁立を目指したが、最終的には候補擁立を断念した。

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