茅野市上川橋27日に開通 架け替え工事終了

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27日に開通式が行われる上川橋

県諏訪建設事務所が茅野市で進めてきた上川橋の架け替え工事が完成し、開通式が27日午前10時から左岸側特設会場で行われる。両岸の関係区でつくる実行委員会が主催し、テープカットや渡り初めで完成を祝う。太鼓の演奏や綱引き、振る舞いなどのイベントを行った後、同日午後3時から供用を開始する。

上川橋の架け替えは1935年以来84年ぶり。都市計画道路「上川橋線」街路整備事業の一環で、県は2012年度から、上川橋を含む310メートルを幅12メートルに拡幅する道路・歩道整備と無電柱化を進めてきた。国道20号と市街地を結ぶ道路交通の円滑化をはじめ、子どもを含む歩行者の安全確保、都市景観の創出と市街地活性化を図るのが狙い。

先代の上川橋は車道幅が6.6メートルと狭く、右折レーンもないため渋滞が慢性化。歩道は上流側だけで歩行者の安全確保も課題だった。新しい上川橋は高剛性の3径間連続プレビーム合成桁橋で長さ82メートル、全幅15.75メートル。車道は幅9.75メートルで右折レーンを含む3車線分を確保する。歩道は、八ケ岳の眺望が楽しめる上流側を御柱祭の人出も考慮して幅3.5メートルとし、新設の下流側は幅2.5メートルとした。先代上川橋の四隅にあった尖塔型の「親柱」が再設置されている。事業費は約35億円。

開通式は左岸側の宮川茅野区と中河原区、右岸側の茅野町区などでつくる実行委が主催。来賓を含めて400人以上が参加し、テープカットや風船リリース、渡り初めを行う。イベントは茅野駅前商業会と宮川商業会が企画する。開通後も近くのかんてんぐらで「くらの市」、駅前の弥生通りで「夕涼み上映会」を開くなど、祝賀行事を終日繰り広げる計画だ。

新しい上川橋は外観を現し、開通を待つばかり。宮川茅野区の有賀隆明区長(62)は「以前の上川橋に比べて車も人も行き来がスムーズになり、にぎわいにつながりそうです。上川橋は宮川茅野と茅野町の両区を結ぶ大事な橋。両区と茅野市の発展につながることを期待したい」と話している。

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