公共交通計画案を了承 駒ケ根市協議会

LINEで送る
Pocket

駒ケ根市地域公共交通協議会(会長・杉本幸治市長)は27日、市役所で開き、市が今年度策定を進める「地域公共交通網形成計画」(2016~20年度)案を了承した。地域に適した交通体系を目指す従来の視点に加え、まちづくりや観光振興なども考慮した内容で、実施事業ではデマンド型乗合タクシー「こまタク」の運行体制改正を盛り込んでいる。市は7月中に計画をまとめ、国に提出する方針。「こまタク」は10月から新運行体制に移行する。

同計画は昨年度で終了した「地域公共交通総合連携計画」(13~15年度)に代わる公共交通の新たなマスタープラン。市は現行制度の課題を洗い出した上で新計画の素案をまとめ、5月に開いた前回協議会で委員らの了承を得ていた。

この日は5月26日~6月17日に実施した計画案に対するパブリックコメント(意見公募)の結果を報告。市民意見(9件)に対する市側の考え方を説明した。

計画案では「こまタク」の運行体制を現在の週2~3回から平日毎日に改め、地区割り当ては現行の市西部2地区と市東部3地区をそれぞれ1地区にまとめる。市民からは「運行エリアが広がることで単純に倍の時間がかかることになるのか」と不安視する声もあったが、市は「車両台数を増やすことで大幅な時間を要することのないようにする」としている。

また「隣接町村と連携したバス路線」を求める意見には「伊南4市町村で検討する」と回答。路線バス「駒ケ岳ロープウェイ線」の活用については「広範囲を対象に運行することは難しい」としながら、「30分置きに運行している既存路線の有効活用」を検討するとしている。

市は「こまタク」の運行体制改正前の7月後半から9月に掛けて、市民を対象とした説明会を開く方針。市報などを通じて計画の概要を紹介し、周知を図っていく。

おすすめ情報

PAGE TOP