4団体が熱演交流 いなっせ演劇フェス

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「班女」を上演する劇団歩

伊那谷で活動する劇団による合同演劇イベント「第3回いなっせ演劇フェス」(実行委員会主催)が10日、伊那市荒井のいなっせで2日間の日程で始まった。今年新たに立ち上げた劇団を含む4団体が出演。近代劇や朗読劇などを披露し、来場者を楽しませた。

世代や団体の枠を超えて交流を図るとともに、芸術文化の振興と創造性豊かな地域づくりの推進が狙い。参加団体はニシザワいなっせホールのほか、施設内に特設劇場を設けて上演。フェスを目指し、伊那谷の若手を中心に結成した劇団「ウエサクの月」は、今回が旗揚げ公演となった。

ステージのトップを切った劇団歩は、三島由紀夫作「近代能楽集」のうちの2作品でそれぞれ情念を演じた。演目「班女」では、青年への恋慕から心を狂わせた若い女と、その女との暮らしをひたすら願う女流画家の心情を激しく描いた。

実行委員長の渡辺泰徳さん(45)=同市高遠町=は「フェスがきっかけで生まれた劇団の初公演もあり、一つの成果があった。意欲があれば経験がなくても始められるように、技術的なサポートを続けていきたい」としている。

11日の公演は、伊那西高校演劇クラブ、ハッピネスα、劇団歩「班女」、ウエサクの月、劇団歩「葵上」の順に行う。当日券は大人1500円、高校生以下500円。未就学児は無料。全席自由。問い合わせは渡辺さん(電話080・5140・7407)へ。

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