子どもの川遊びに注意 県消防課

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夏季に多発する水難事故に注意を―。県消防課によると、統計が分かる直近の過去5年間(2013~17年)に県内であった水難事故での救助者数(死者を含む)は計180人に上る。涼を求めて川遊びをする機会が増える夏季に増加し、特に子どもの事故が多いという。同課は「子どもから目を離さないことやライフジャケットの着用を徹底してほしい」と求めている。

県内消防が水難事故の救助活動に当たったのは過去5年で187件。川を中心に湖などを含めて水遊び中に溺れるケースが多い。死者数は13~15年はそれぞれ9~12人で推移していたが、16年は30人、17年は25人と増加傾向。関係者は「夏の気温が上がり、水のレジャーを楽しむ人が増えて事故につながっていると考えられる」と指摘する。

今夏もすでに事故が相次ぎ、7月下旬には飯田市の松川で川遊びをしていた男子高校生4人が溺れるなどして救急搬送され、うち1人が死亡した。昨年8月には茅野市の「多留姫の滝」でも死亡事故があり、仲間と滝に飛び込むなど水遊びをしていた大学院生の男性が溺死した。

県消防課は「友人や家族など集団で遊んでいても事故は多い」と指摘。対策として単独行動は控え、子どもの見守りやライフジャケットの着用などを求めている。事故が発生した場合は、119番通報や大声で助けを求め、「浮具などを投げるなど、自らが川に入って溺れることがないように陸地から救助を試みることが大事。自然相手だということを常に忘れないでほしい」と呼び掛けている。

過去5年における水難事故の消防本部別の統計では、諏訪広域の救助活動は計16件で救助者は17人。上伊那広域(広域化前を含む)の救助活動は計24件で救助者は21人だった。

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