十人十色の浦島太郎 イルフ童画館で企画展

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10人の作家が表現した「うらしまたろう」が並んだ企画展

岡谷市のイルフ童画館で、企画展「うらしまたろう展~あんな浦島、こんな乙姫」が開かれている。日本を代表する昔話の一つで、多くの絵本作家によって表現されてきた「うらしまたろう」。今回は10人の作家の作品を取り上げ、絵本原画55点などを展示している。

展示した作家は、いわさきちひろ、宇野亞喜良、金井田英津子、鈴木博、せべまさゆき、武井武雄、たなか鮎子、原田維夫、福田庄助、藤城清治の10人。同じ物語でも、作家の個性や画材、画法により大きく変わる印象を楽しむことができる。

展示作品は、古いものでは1951年発行の影絵作家・藤城清治の書籍「浦島太郎」の初版本。版画家・原田維夫の展示では、版画作品とともに版木2点も並べた。装丁家・金井田英津子はスクラッチ技法で細かく表現し、イラストレーター・宇野亞喜良は幻想的な世界を描き出している。登場人物や竜宮城の描き方も作家によってさまざまだ。

同館では「みんなが知っている物語でも、作家により表現が違うことがよく分かる。それぞれに好きな作家を見つけてほしい」と来館を呼び掛けている。

9月23日まで。同時開催は収蔵作品展「武井武雄 日本の昔話展」、企画展「モーリス・センダック コレクション展」。開館時間は午前10時~午後7時。水曜休館。問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

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