2019年09月12日付

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南佐久郡川上村出身の宇宙飛行士油井亀美也さんが自身のツイッターで公開している”芸術作品”を楽しく拝見している。国際宇宙ステーション(ISS)で撮影した宇宙画像に、星座のイラストが独自のタッチで描かれている▼星座にまつわるストーリーがまた心をなごませる。〈こうのとり君「うわー、大きな牛が凄い勢いで走ってくる~!ぶつかる~」 おうし座「どいた、どいた~!こっちは、エウロパちゃんを乗せて急いでるんだ!」〉。たとえば「おうし座編」は、こんな調子だ▼パイロット出身の油井さんが、10人目の日本人宇宙飛行士としてISSに長期滞在したのは4年前。ロボットアームを操って日本の無人補給機「こうのとり」をISSに接続させる作業に当たるなど、「中年の星」と呼ばれた当時45歳の油井さんの活躍を思い出す▼ISSの日本実験棟「きぼう」の完成と、「こうのとり」の初号機打ち上げから10年となるのを記念した式典が今月2日にあり、本紙でも報じられた。こうした宇宙ビジネスには諏訪や伊那にある中小企業の高い技術や製品が採用されることもあり、目が離せない▼地上をはいずり回っている身としては、宇宙的視野を得た人の体験談が聴ける機会は貴重だ。「宇宙の日」と定められている9月12日近辺には、宇宙をもっと身近に感じてもらおうと催しが行われる。油井さんの活躍の場も多いことだろう。

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