諏訪でキノコの国際集会 10月20日から

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第10回食用菌根性きのこに関する国際ワークショップ」プレ企画の一般向け講演会を紹介するポスター

マツタケやトリュフなど栽培化が難しい野生のキノコをテーマとした国際集会「第10回食用菌根性きのこに関する国際ワークショップ」が10月20~25日に諏訪市などで開かれる。世界約20カ国と国内の研究者ら約100人が集まり、最新の研究成果をテーマに議論を深める。日本開催は初めて。20日にはプレ企画として一般向け講演会を諏訪市文化センターで行う。

県林業総合センター(塩尻市)によると、森林に生えるキノコのうち、木の根に付着し菌根(シロ)を形成して共生するのが菌根性きのこ。大きく分けるとこの他に木や落ち葉を腐らせる腐生性きのこがある。菌根性を取り上げる同集会は1998年にスウェーデンで開催された第2回国際菌根会議の中で企画の一つとして行われたのが始まり。その後独立した集会となり、これまでにニュージーランド、カナダ、中国などで開催された。

今回は日本開催が決まり、マツタケをはじめ、キノコの出荷量が国内で最も多い長野県が開催地に選ばれ、県内の産地として有名な諏訪市が会場となった。21~25日は主に研究者向けで、23日まで諏訪市のRAKO華乃井ホテルで意見が交わされる。日本は農水省が重点研究課題として取り組んでいるマツタケなどの高級きのこの栽培化研究の成果などを発表する予定。22日は諏訪市内のマツタケ山の見学が盛り込まれている。23日以降は希望者が上伊那地方などのマツタケ関連施設を訪れる。

20日の一般向け講演会では、ニュージーランドから来日する研究者や諏訪まつたけ生産振興会が野生キノコについて報告し、世界のキノコを撮影している米国とスイスの映像作家がドキュメンタリー映画を上映する。信州きのこ創作料理の試食会もある。入場無料。

同実行委員会の構成団体の一つでもある県林業総合センターは一般向け講演について「試食やパネル展示などもあり、キノコ好きはもちろんそうでない人も楽しめる内容。ぜひ気軽に足を運んでほしい」と話している。一般向け講演会の問い合わせは同センター特産部(電話0263・52・0600)へ。

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