スマホで健康づくり実証実験開始 富士見町

LINEで送る
Pocket

アプリケーションの操作方法を習う実証実験の参加者

富士見町は、スマートフォンを利用して1日の歩数を記録し、仲間と競い合ったり、健康づくりの活動へ参加した人にポイントを付与して物品やサービスで還元したりする仕組みづくりに乗り出した。民間事業者3社と連携し、25日から実証実験を開始。町民約30人が実験に協力してサービスの実用を目指す。

町民の健康への関心を高めて運動習慣のきっかけを提供するとともに、健康づくりから町内の人とモノの交流、経済循環など町の元気を生み出す新たな事業。都内のコンサルティング業、elDesign(エルデザイン)と、健康関連のIT企業、FiNC Technologies(フィンクテクノロジーズ)、中部電力(本社名古屋市)の3社が参画する。

実証実験では、参加者がスマホを携帯して1日の歩数をアプリケーションで自動的に記録。アプリ内でその成果を皆と共有し、歩く意欲を高める。併せて運営者から「1日3000歩を週5日」といった達成目標や、町内で開かれる健康関連のイベントや講座の開催案内を配信する。目標に達したり、イベントに参加したりするごとにポイントを付与する。

実験は来月25日まで1カ月間。参加者の感想からアプリの使い勝手を向上させるとともに、貯まったポイントを賞品や特典に交換できる仕組みづくりを進める。実用につながれば町の国保や介護予防の健康寿命延伸事業にも活用したい考えだ。

同日は、参加者が専用のアプリをスマホに導入し、操作方法を習った。実験に参加する富士見高原病院の理学療法士、五味高義さん(56)は「皆で記録を共有できるので頑張れるし、楽しく続けられそう。イベント情報の案内も魅力的」と話していた。

エルデザインの坂越健一社長は「楽しく運動する習慣づけになり、町民の健康増進に貢献できれば。町内企業、施設へも連携を広げたい」とし、町住民福祉課の上原万智子課長は「生活習慣を見直して活動量を高める一助になれば」と期待を込めている。

おすすめ情報

PAGE TOP