地域の恵みに感謝 富県小6年生マツタケ学習

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伊藤さんに教わり、学校近くの山でマツタケの増産に向けた「しばかき」を体験する富県小6年生

伊那市富県小学校の6年生20人は4日、「地域を知るマツタケ学習」を行い、地域住民からマツタケ山の手入れの仕方を習った。山に入って発生環境を良くするための「しばかき」などを体験。女性たちからは、マツタケを使った炊き込みご飯とお吸い物の作り方を教わり、里山や地域の恵みに感謝しながら全員で味わった。

伊藤勝彦さん(60)が所有する学校近くの山へ。アカマツ林に入ると、適度に日光が差し込む環境がマツタケにとって好ましいと教えてもらい、剪定ばさみやナタ鎌で雑木や低木を切った。「しばかき」はマツタケ菌の外敵を抑えるための作業。熊手に似た専用の道具を代わる代わる動かした。

体験を終えると周辺でマツタケ探し。「マツタケの香りがする」「どこかに生えているかも」と斜面を歩いた。残暑と少雨の影響で今年は山のキノコの出来が悪く、「秋の味覚の王様」とも対面できなかったが、児童にとって収穫多き学習になったよう。「こんなに山をきれいにしているなんて知らなかった」と驚いていた。

9月29日に富県「そばと松茸まつり」を開いた実行委員会(橋爪重利会長)は、この日の学習で地元産マツタケ約1キロを提供。6年生と一緒に松茸ご飯などを作った。

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