諏訪日赤本館改修が終了 手術室増設9室に

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諏訪赤十字病院(諏訪市)が進めていた病院本館の改修工事が終了した。3階の手術室を2室増設して9室にし、高度急性期病院としての機能強化を図った。1階には入院患者らのスムーズな医療や療養につなげる患者支援センターを本格設置した。

同病院は2018年3月に本館隣に管理棟を建設し、本館の一部機能を移しており、その空きスペースなどを活用した。増設した手術室は2室計約210平方メートル。手術支援ロボット「ダヴィンチ」や血管撮影装置を使った手術に対応する。ダヴィンチは16年度に泌尿器科手術で導入し、現在は呼吸器外科でも使用している。4日に病院で会見した梶川昌二院長は「ダヴィンチを使った手術領域の拡大を考えたい」と述べた。

入院患者らの支援に関してはこれまで相談室はあったが、入院前から退院後の生活を見据え、患者に合わせた療養の在り方を多職種で考えようと患者支援センターを本格設置した。個別に仕切られた相談室を5室設けた。

1階の薬剤部スペースは執務室を拡張したほか、患者用注射セットを選別する「注射薬自動払出機」を導入した。これまで手作業だったが自動化することで効率化が見込まれる。臨床工学技士が執務したり、医療機器を保管したりする「MEセンター」も拡充した。本館改修費用はすでに完了した天井改修工事を含め4億9464万円。

梶川院長は会見で「高度急性期病院としての機能を高めて安全な医療につなげたい」と述べた。

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