避難所での生活体感 南箕輪村南部小6年生

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学校体育館で寝支度を整える南部小の6年生ら

南箕輪村の南部小学校6年生は11日夕から12日朝にかけて、災害発生を想定し、学校体育館に避難所を開設して宿泊する体験をした。非常食の調理や避難所運営体験ゲームなどにも取り組み、避難所生活の一端を体感、防災意識を高めた。

避難所生活について考え、災害に備えてもらおうと、同校6学年PTA(平野真也会長)が独自に企画。日本赤十字社長野県支部や村消防団などに協力してもらい、実施した。子どもらは、AED(自動体外式除細動器)を使っての救命講習や炊き出しなど各種防災訓練にも取り組んだ。

6年生やその兄弟姉妹ら子ども約30人が参加し、うち約20人が宿泊。体育館の一角に就寝用のスペースを設けた。床に段ボールを敷き、自宅から持ち寄った毛布や寝袋を並べて、寝支度を整えた。午後10時ごろに消灯。台風19号が接近中とあって、雨風の音を聞きながら寝た。児童らは体育館での寝心地に「(床が硬くて)ちょっと体が痛い」「夜は平気だったけれど、朝は少し寒い」などと感想を話した。

西村胡春さん(12)は「実際の避難所だと知らない人が多いだろうから、寝れるか不安」と話しつつも、「いろいろ体験ができて良かった。災害があっても、自分の身を守れるように行動できそう」と胸を張った。平野会長(43)は「体験を通して、子どもたちの防災意識が高まったはず」と手応えを感じていた。

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