”おいしい”クレヨン画 イルフ童画館企画展

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クレヨンで描いたアジの開きなどの絵が並んだ「加藤休ミ展」

岡谷市中央町のイルフ童画館で、企画展「加藤休ミ展~おいしい たのしい クレヨン画」が開かれている。クレヨン画家・絵本作家の加藤休ミさんが、クレヨンとパステルクレヨンで描いた原画90点を展示。アジの開きやカレーライスなどの食べ物の絵は、味や匂いまで伝わるリアルさで来館者を魅了している。

全ての作品をクレヨンとパステルクレヨンで描く加藤さん。絵本「いっすんこじろう」「ともだちやま」などの原画は、クレヨンの色を混ぜたり重ねたり、削って細い線を出したりと技巧を駆使し、他の画材では表現できない独特の世界観を描き出している。

絵本「きょうのごはん」の原画の焼きサンマやカレーライス、タブロー画「あじの開き」「バラのシーチキン」「金目鯛の煮付け」「おでん」などは、見応え十分。焼き魚は香ばしい匂いが漂ってきそうで、具だくさんのカレーはとろりとしたルーの中で具材がてかてかと光っている。写実を超えた描写で食べ物の味や香り、食感までも表現し、見る人を引き付けている。

同館は「クレヨンで描き出した技術を見てもらうとともに、”おいしい”を超えて訴えてくるものを感じてほしい」と呼び掛けている。

12月16日まで。同時開催は収蔵作品展「武井武雄 クレヨンで描いた童画の世界」。開館時間は午前10時~午後7時。水曜休館。

問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

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