上野大根天日干し 諏訪の加工組合

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洗った上野大根を縦横交互につるしていく組合員

諏訪市豊田の上野地区の上野大根加工組合は5日、特産の上野大根を天日干しした。組合員ら13人が、青空の下、たくあん漬けにする25センチ前後の大根を2本ずつ縦横交互につるした。同組合は「今年は大根の形も大きさも良い」としている。

笠原正夫組合長(69)によると、8月下旬に種をまいて以降、気温が高めに推移して順調に育った。ただ、育ちすぎて割れてしまう大根もあった。当初は約1万6000本を加工する予定だったが、約3000本少ない約1万3000本をたくあんにする。

この日は約1万本の大根を5時間ほどかけて水洗いし、上野公民館隣の加工所裏の干し場に掛けた。約10日間かけて大根の水分を3割ほど抜き、漬け込み作業に入る。

上野大根は「諏訪湖姫」の名称で品種登録され、江戸時代には高島藩に献上された歴史がある。同組合ではピーク時の1999年ごろに約5万5000本のたくあん漬けを生産していたが、作付面積が減少し続け出荷量も年々減っている。

笠原組合長は「予約して買ってくれる人がいるので、それを励みにしている。これからも作り続けたい」と話した。

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