追い求めた鳥海山 故青野さん追悼写真展

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かんてんぱぱホールで開かれている青野さんの追悼写真展

伊那市西春近のかんてんぱぱホールで8日、写真家の故青野恭典さんの追悼写真展「秀峰 鳥海山」が始まった。常設展として飾るのは今回が最後。自然美にあふれる山の姿を切り取った作品46点を展示している。12月15日まで。

青野さんのフォトアートギャラリーは2002年のホール開館当初から始まり、17年間にわたって作品を展示。16年に78歳で他界した青野さんの遺志を継ぎ、妻のハツ子さん(69)=東京都=が作品を選んできた。最後の展示を迎え、青野さんが最も愛した山の一つ、鳥海山をテーマに据えた。

ハツ子さんによると、青野さんは山形、秋田の両県にまたがって裾野の広がる鳥海山の奥深さに魅せられ、40年近く足を運んで写真を撮影した。展示作は、山肌を黄色く染め上げる菜の花や、こけむす岩を流れ落ちる白い滝、夕焼けに染まる雲と山のシルエットなどがあり、自然の豊かさを伝えている。

「季節や天気、時間によって山の表情は異なり、長年撮り続けたことで出合えた光景がある」とハツ子さん。「作者がファインダー越しに追い求めた景色を皆さんにも見てもらいたい」と話している。

入場無料。午前9時~午後5時。会期中は無休。問い合わせは同ホール(電話0265・78・5107)へ。

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