伊那市に土地や観音像など寄贈 禁煙友愛会

LINEで送る
Pocket

伊那市に寄贈した土地と同所に建てられている禁煙憲章碑や禁煙延命観音

来年3月末で解散する一般社団法人日本禁煙友愛会は、財産として所有する土地や同所に建つ禁煙延命観音などを本部所在地の伊那市に寄贈することを決めた。本部役員らが14日、市役所に白鳥孝市長を訪ね、目録を手渡した。白鳥市長は「禁煙友愛会発祥の地として末永く観音像を置きつつ、私たちも健康のことや禁煙のことを発信していきたい」と述べた。

寄贈した土地は42平方メートルで、同市日影の市道沿いにある。市は登記手続き後、ポケットパークとして管理していく。

禁煙延命観音は1994年5月、同会創立40周年を機に、禁煙憲章碑(84年建立)がある伊那公園南東の同会所有地に建立した。国民の健康を祈念し、たばこの煙のない社会の実現を願ったもので、初代会長の故小坂精尊さんの寄贈だった。当初は併設の音声発声装置で建立の由来や禁煙標語を流していた。

解散を決めた同会では、禁煙延命観音建立の趣旨を理解し、思いを引き継いでくれる引き受け先を探していた。林宗吉副会長(70)は「もし伊那市に観音像と土地を引き取っていただけなかったら、解散もままならない状況だった」と安堵の表情を見せた。清水篤志会長(76)は「禁煙延命観音を残していただけるのはありがたい。観音像を見ていただくたびに禁煙友愛会を思い出し、禁煙を末永く続けてほしい」と願った。

おすすめ情報

PAGE TOP