実態に即し750人 諏訪市消防団の定数削減へ

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諏訪市は、市消防団の定数を現行の959人から750人に削減する方針を固めた。現団員の実人数は854人で定数と開きがあるため、実態に即して減らす。25日に開会する市議会12月定例会に関係条例の改正案を提出し、議決後、来年4月1日に施行する予定。

市によると、関係条例の改正は1958年の制定以来初めて。制定して60年以上が経過し、定数と実人数との隔たりの解消が大きな理由だが、人口減少に伴う団員確保の厳しさもあり、定数の見直しを進めてきた。

住民の避難誘導を踏まえた市内可住地面積やポンプ車の1台当たりの所要人員などを考慮すると、団全体では700人弱が必要と試算したが、市は南海トラフ地震の防災対策推進地域などに指定されていることを受け、1割ほど加算して定数を固めた。各分団から申告された消防活動の必要人員の積算も750人程度だったという。

市によると、団本部や各分団の定数は市の規則で決められている。現在は団本部20人、第一分団67人、第二分団67人、第三分団131人、第四分団100人、第五分団136人、第六分団147人、第七分団152人、第八分団139人。新定数に基づく本部や分団それぞれの定数は今後調整し、3月の市議会定例会で報告する予定。

市内8個分団のうち、特にJR上諏訪駅周辺を管轄する第二分団は分団幹部の成り手確保が厳しい状況になっている。現在も上諏訪地区の他の分団の協力を得て活動しているが、地区内4個分団の協力態勢を明文化する協定を結ぶかどうか検討している。

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