辰野で書評合戦 辰野高と豊南短大学生実行委

LINEで送る
Pocket

会場が一体になって白熱の書評合戦を繰り広げたイベント

辰野町の辰野高校、信州豊南短期大学の学生実行委員会が企画した「第2回若者によるビブリオバトル(書評合戦)in辰野」(長野日報社など後援)は23日、町立辰野図書館を主会場に開いた。町内外の小学生から大学生までのバトラー(出場者)が、プレゼンテーション方式で好みの書籍を紹介。詰め掛けた観衆も一体となって、本との出会いや交流を楽しんだ。

近年愛好者が増えているビブリオバトルを通じて、本に親しむ機会をつくろうと学生が協力して企画。今年3月の初回イベントが好評で継続開催を決めたところ、上伊那や諏訪地方などから約2倍増のバトラー32人が集まった。

イベントは、小学生と中学生以上の2部門で実施。バトラーがそれぞれ3分、5分の持ち時間で選んだ本をアピールした後、質疑応答を行い、観衆の投票で最も読みたい「チャンプ本」を決めた。

バトラーは、絵本や小説を掲げて簡単な筋書きを説明。登場人物に感情移入した経験を話したり、クイズを交えて必読箇所を示したりしながら「くすっと笑えて、次も読みたくなる」「忘れ物を探している人は、主人公と一緒に(本の中の)森へ行ってみて」と観衆をいざなった。

イベント提案者の辰野高校3年の上島幸乃さん(18)=辰野町=は「バトラーが増えただけでなく、会場からも一冊ごとに質問が出るなど内容が充実した。後輩にイベントを引き継いでもらいながら、自分でもかかわっていきたい」と笑顔で話していた。

チャンプ本は小学生部門が西村和人君(辰野西小6年)の薦めた「空想科学読本」シリーズ、中学生以上部門が両角史織さん(岡谷東高3年)の薦めた「青空の卵」に決定。同図書館で紹介コーナーを設けて貸し出す予定だ。

おすすめ情報

PAGE TOP