介護職のやりがい共有 茅野で映画上映と討論

LINEで送る
Pocket

介護職の素晴らしさや課題を共有したパネルディスカッション

諏訪地方の老人ホームでつくる「諏訪広域老人ホームの会」は22、23の両日、国内外から注目を集める介護施設に密着したドキュメンタリーの上映会と、認知症の人の家族によるパネルディスカッションを茅野市市民活動センター「ゆいわーく茅野」で開いた。22日夜は、介護スタッフら約50人が参加し、介護職のやりがいを共有し、認知症の人の家族の気持ちなどにも理解を深めた。

上映会は昨年に続き2回目。認知症の人や家族ら当事者の気持ちを知ろうと、今年から後半にパネルディスカッションを加えた。22日は「認知症の人と家族の会」諏訪地区世話人の鎌田晴之さんと小笠原裕子さんが対談した。

鎌田さんは母親がレビー小体型認知症だったとし、「家族としては介護士と一緒に介護をしたい。『入居者様』と呼ぶ介護士もいるが、もっと一緒に介護に向き合う立場になれないか」と思いを話した。小笠原さんは母親が50代で認知症と診断されたという。介護はする人によって対応が異なるとし、ある介護士が介護メニューにはない介助までしてくれたことが「うれしかった」とした。一方でマニュアルを優先する介護に疑問を投げ掛けた。

参加した60代の介護職男性は「ドキュメンタリーの施設では利用者と介護士の区別が分からないほど打ち解けていて驚いた。こういう自然な接し方ができたらいいと思った」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP