「中学生の自習室」来年から実施 伊那市教委

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伊那市教育委員会は、長期休業中の中学生を対象にした「中学生の自習室」を来年3月の春休みから始める。各地区の公民館を会場に、学習支援や食事の提供を通じて子どもの居場所づくりや学力向上につなげる狙い。28日の定例教育委員会で実施要項を確認するとともに、春休み分の運営費用28万円を盛った一般会計補正予算案を市議会12月定例会に提出している。

午前中に学習し、昼食を食べて帰宅するというスタイルで、今年の春休みに東春近公民館、夏休みに西春近公民館で試験実施し、参加した生徒たちにも好評だったことから、市内全体に広げる形で本格実施に移行する。

長期休業中の中学生に居場所を提供することで、規則正しい生活をしながら学習支援による基礎的・基本的な学力の定着を図るとともに、軽食の提供を通じて保護者への負担軽減と食事の確保を図り、長期の休みを安心して過ごしてもらえるようにする。

伊那・東部中学区、西箕輪中学区、春富中学区、高遠中学区の公民館を中心に会場を選定。毎年3月の春休み、8月の夏休み 期間中の平日5日間開設する。参加は無料。対象者は春休みを1、2年生、夏休みを3年生とし、希望があれば他の学年の参加も可能とする。定員は最大各20人。休み前に各中学校を通じて参加者を募集し、参加希望人数により追加募集を行う。

各会場には学習支援スタッフとして教員免許を持つ中学校の学習支援サポーターら2人を配置し、生徒の学習支援(自習のサポート)にあたる。また、給食支援スタッフとして給食技師や有償ボランティア1人を配置し、軽食(おにぎり、みそ汁、野菜サラダ程度)を用意する。

運営費用は1会場当たりスタッフの謝礼や食材費など7万円程度(5日分)を見込んでいる。市教委は来年度以降も実施していけるよう予算要求していく方針だ。

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