来年度も継続へ 駒ケ根市の中心市街地まちづくり勉強会

LINEで送る
Pocket

駒ケ根市は18日夜、今年度最後の中心市街地まちづくり勉強会を駒ケ根商工会館で開いた。地元商店街の関係者や市職員、市議会議員ら約40人が、市街地活性化の提案を聴き、意見交換した。市側は中心市街地の方向性を見出すため、来年度も勉強会を継続させる方針を示した。

勉強会は昨年9、11月に行い、今回が3回目。中心市街地の再生に向けて地元と行政が共に学び、地域の魅力を高め、ブランドをつくりあげていく「地域ブランディング」を考えてきた。

最終回では、全国市街地再開発協会の高野浩二さんが、「もういちど、来たくなるまち」にするための景観やおもてなし、ナショナルブランドとのコラボレーションなどのアイデアを説明。今後の進め方として、勉強会とワークショップの二本立てでまちづくりのテーマやターゲットを考えていく手法を提案した。

続いて、タウンマネジャーとして全国各地のまちづくりに関わっているUG都市建築取締役兼都市設計部長の青木伸朗さんが講演。タウンブランディングのヒントになる事例を紹介し、「世界に一つしかないキラリと光るまち」を目指した考え方を示した。

意見交換では、広小路商店街の商店主が「かつて意思統一して全部を壊し、全部を創り直してきた商店街だが、2代目、3代目になると意思を統一していくことが難しい。全国各地でどうまとめあげてきたのか」と質問。高野さんは「コアになる人に集まってもらい、それを皆さんに応援してもらえる仕組みを作り、やがて、10人、20人と大きなムーブメントにしたい。経験的に、みんなが協力してくれるまで…と考えていると動かない」と答えた。

市では今後も勉強会を継続させ、地域ブランディングを掘り下げていくため、新年度予算案に関連事業費を盛り込んでいる。萩原浩一産業部長は「国の地方創生のコンセプトは連携。多くの皆さんに参加いただいての連携の場が必要になる。まちをいろいろな視点で考え、一人ひとりが行動していく場にしたい」と展望した。

おすすめ情報

PAGE TOP