初詣にぎわう 諏訪大社上社と下社

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初詣で今年の健康などを願う参拝者=1日、諏訪大社上社本宮


さい銭箱前に並んで手を合わせる参拝客=1日、諏訪大社下社秋宮

諏訪地方の神社や寺院は1日、初詣に訪れる人でにぎわった。諏訪大社上社、下社は県内外の家族連れや観光客らが1年間の健康などを願った。諏訪大社によると、二年参りを含め元日に訪れたのは上社が13万人(前年比2500人増)、下社が7万6000人(同1000人増)の計20万6000人だった。

上社本宮の参拝所前には1日午前から長い列ができた。参拝者はさい銭を投げ入れ、頭を下げて手を合わせた。参拝後にお守りや熊手など買ったり、おみくじで今年の運勢を占ったりする姿も見られた。横浜市から家族4人で訪れた臼井強さん(45)は「神へあいさつし、家内安全を祈願した。景気の良い一年になってほしい」と話した。

境内では1日午前、諏訪市消防団第五分団による伝統のはしご乗りが披露された。団員約50人が参加し、このうち10人がはしごの上で「背亀」「灰吹き」など鍛錬してきた技を繰り広げた。参拝者は心配そうな表情で見守り、技が成功すると大きな拍手を送っていた。同分団梯子班の小泉諒さん(31)は「寒かったが天候に恵まれて多くの人に見てもらえて良かった」と話した。

下社秋宮も参拝客で終日にぎわった。人出のピークの昼前には、鳥居から食祭館前までの大社通りが人の列でぎっしりと埋まった。参拝者たちは列を乱さずに並び、さい銭箱前にたどり着くと、静かに手を合わせて1年間の無事を願った。

10年以上欠かさず初詣に訪れているという木下裕介さん(54)=飯田市=は「東海大三高校の野球部員だったので、諏訪とは縁があり、商売繁盛を願って毎年参拝している。日本人が忘れちゃいけない美しい風習ですしね」と話した。

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