恐竜の卵のような珍石 茅野の山村さん落札

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「もしかして恐竜の卵?」。不思議な形の石を眺めて想像を膨らませるコレクターの山村孝通さん

石コレクターの山村孝通さん(76)=茅野市中大塩=が、「恐竜の卵」のように見える珍しい形の石をインターネットオークションで手に入れた。表面に赤茶色の網模様がかかった直径10センチほどの塊が15個つながっている。「中国ゴビ砂漠の玉髄(ぎょくずい)」という商品説明だったが真相は謎。自宅にコンテナ展示室を設け、2000個以上の石を所有する山村さんだが「正体は?どうやってできたのだろう」と頭をひねっている。

山村さんは、土木技師の仕事柄、珍しい石に出くわすことが多く、興味を持つようになった。産地や種類にも詳しくなり、夫婦で全国各地を巡って集めた石も多く、現在は手に入れることが難しい国の天然記念物も所有する。

珍石の大きさは幅70センチ、奥行き30センチ、高さ20センチ、重さ約40キロと、自身のコレクションでは最大。価格は「2万円せず比較的安いほうだった」といい、収集歴40余年の経験から見ても商品の真実性をうのみにはできないが「この予算で造れといってもできないですね」と笑う。

コンテナ展示室は、自宅の部屋が石で占領されたために一昨年設けたが、コレクションはまだまだ増え続けているという。鑑賞石の最高峰とされる菊花石、形がユニークな瓢箪(ひょうたん)石、紫外線を当てると発光する新種の鉱物ユーパーライトなどもある。

山村さんは「卵が合体したような不思議な石のことが分かる人がいたら教えてほしい。たかが石だが奥深く面白い。特に子どもたちに興味を持ってもらいたい」と話している。

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