魅力あふれる伊那谷に 第5次広域計画案を答申

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上伊那広域連合の第5次広域計画策定委員会(委員長・上原三知信州大学社会基盤研究所准教授)は16日、計画案を白鳥孝連合長(伊那市長)に答申した。リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据え、時代の変化に対応した魅力あふれる地域づくりに取り組んでいくことなどを盛り込んだ。計画案は同連合議会2月定例会に提出し、今年度中に策定する。

広域計画は上伊那広域連合規約に掲げる広域行政、観光振興、ごみ処理、消防など15項目の施策について定める。第4次計画が今年度で終了することから、昨年10月に新たな計画の策定を同委員会に諮問。計画期間は2020~24年度の5年間で、リニア開通を見据え14年2月に策定した「上伊那地域将来ビジョン」との整合性を図りながら策定作業を進めてきた。

計画案では、上伊那地域の将来像を「ふたつのアルプスと暮らし、魅力あふれる未来を創造する伊那谷(INA Valley)」とし、「時代の変化に対応した地域づくり」など五つの基本方針を掲げた。少子高齢化や人口減少などの課題に向き合いつつ、リニアや三遠南信自動車道の開通を好機と捉え、さまざまな施策を推進する。

具体的な施策では、リニア関連道路整備や「長野伊那谷観光局」(上伊那DMO)を基盤とした広域観光の振興、地域を担う人材の育成などを掲げた。また、この地域の大きな課題である医師・看護師不足に対応するため、引き続き医療従事者の確保に向けた取り組みも挙げた。

この日は同委員会の正副委員長が伊那市役所を訪問。白鳥連合長に答申書を手渡した。上原委員長は「リニア開通後の大都市との関係をどうしていくかという意見が出た。医師不足など一つの自治体では解決できない問題もあり、協力して取り組んでいくことが重要だ」と述べた。

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