温暖化で御神渡り取材 オランダから諏訪湖へ

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御神渡りの観察を熱心に取材するハンネケ・チンアフーさん(左)

オランダの全国紙「NRC」(アムステルダム)のハンネケ・チンアフー記者(41)が25日、御神渡り(御渡り)の取材で諏訪湖を訪れた。御神渡りの判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)の神社関係者が、同市豊田の舟渡川で毎朝続けている観察に同行した。

午前6時30分ごろから行った観察には、宮坂清宮司や氏子総代7人が参加した。ハンネケさんは水温を測る様子を撮影し、通訳を介して今季の観察の状況を細かく聞いた。オランダでは7年ほど前から河川が結氷しづらくなっているといい、諏訪湖での気候や氷の張り方の変化を尋ねた。宮坂宮司は「近年は御神渡りができにくくなっている。特に今季は気温が例年より高く、全面結氷に至っていない」と答えた。

手持ちの温度計によると気温は氷点下0・8度で水温は5・7度だった。風が強く、湖面には大きな波が立っていた。

ハンネケさんはアジアを担当している。地球温暖化に関する記事で諏訪湖を紹介するという。19日に訪日し、宮城県などを回った。日本には1週間ほど滞在する予定だという。

宮坂宮司は「諏訪湖の御神渡りが世界的に注目されていることに驚いた。資料の提供などを通して地球温暖化の抑止に貢献できれば」と話した。

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