雪割草「ハマる」面白さ 富士見で展覧会

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「展覧会で自家受粉の花を見てもらい、仲間を作りたい」と意気込む仲田さん

「雪割草」の名で親しまれるキンポウゲ科の多年草・ミスミソウの栽培愛好家グループ信濃雪割草の会は29日、3月1日の2日間、雪割草展を富士見町の御射山神戸公民館で開く。諏訪地方での開催は初めてで、「雪割草の魅力に触れてひと足早い春を味わってもらえたら」と当日に向けて開花を合わせようと手入れに励んでいる。

メンバーは中南信地方の6人。このうち会長の仲田茂理さん(80)=同町御射山神戸=は栽培歴40年近く、自宅で1万5000株以上を育てている。

40代の頃、ミスミソウのかれんな花に魅了されて栽培を始めた。花は色も形も千差万別で、花びらが一重、八重や雌しべ、雄しべが花弁に変化した二段咲き、三段咲きなど多彩で、「ひと株ごとに花の色形が異なる種の複雑さがたまらない魅力」と仲田さん。自家受粉で交配を繰り返し、新しい花を生み出す面白さに”ハマる”うちに株が増え、今では農業用ハウス2棟を埋め尽くすほどになった。

実生から初開花までに4年を費やす。それだけに「初めて咲く時の喜びはひとしお。開花が本格化するこれからの時期は『今日はどの花が咲くか』と毎日朝が待ち遠しい」という。

展示会では手塩にかけて育てた株を持ち寄って約200鉢を披露、株の頒布もする予定。地元での初開催で町のにぎわいづくりにも一役買いたい考えだ。仲田さんは「自分で交配して生み出した花を見てもらい、新たな愛好の仲間を増やしたい」と張り切っている。

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